後鼻漏(鼻汁が喉に下がる)、花粉症等鼻疾患が増えています。
| 『鼻 の 病 気』 |
| ★ 『鼻疾患』でお悩みの方に!! 鼻疾患の色々 |
| 鼻は、鼻口から吸い込んだ空気を清浄にして、湿り気を与えて肺に送る働きを しています。 鼻は本来、ある程度の湿り気はあるが余分な分泌物の無いのが正常な状態 です。所が、風邪を引いたり、アレルギー性だったりするとこの鼻腔内の粘膜 に細菌が感染したり、炎症を起こしたり、分泌物が出たり・・・という症状を 呈することがあります。粘膜が過敏性を持ち、分泌物が大量に出るのが 『アレルギー性鼻炎(花粉症)』 粘膜が細菌に犯され、組織が化膿するのが『副鼻腔炎・蓄膿症』です。 分泌物が、』鼻の前のほうに出ないで、のどに下がるのが 『後鼻漏』といわれるものです。 |
| @ アレルギー性鼻炎(花粉症など) A 副鼻腔炎(蓄膿症) B 血管運動性鼻炎(肥厚性鼻炎) C 萎縮性鼻炎 D 鼻茸 E 後鼻漏(鼻汁がのどに下がる) F 不臭(においが感じない) |
| ★ A 副鼻腔炎(蓄膿症・鼻漏・後鼻漏) |
| ● 鼻の中、いわゆる鼻腔の外側に副鼻腔という四つの空洞があり、 その空洞に細菌が繁殖して炎症を起こし、膿(うみ)が溜まる 病気です。 後鼻漏といって、前のほうには流れ出ないで、喉のほうにばかり 流れ、非常に不快感があり、治りにくい症状です。(後鼻漏) イ、鼻漏は普通、前の方に出て、鼻腔に溜まり溢れて外へ流れ出して きます。 膿の溜まる場所や分泌物が少ない時等は少量の鼻汁が自然に咽喉の 方へ流れて、「たん」のようになってのどに絡まったり、口から排泄され ます。(後鼻漏) ロ、鼻づまり(鼻閉)は鼻汁の充満(かんで排泄すると鼻が通る)や慢性の 炎症の為に鼻甲介が肥大し、鼻粘膜も晴れて軌道が狭くなっています。 ハ、頭痛と頭重が起きてきます。鼻の付け根が痛んだり、重く感じたいし 始終不快感に悩まされます。 ニ、嗅覚障害は篩骨洞炎がひどくなって、鼻腔の上方がふさがったり、 周りの粘膜が腫れると嗅覚障害が起こり、匂いが全く分からなくなる 事があります。 ホ、神経症状は特に神経質な人に多くみられ、気分が不安定になったり、 仕事や勉強に根気がなくなったりします。注意力が散漫になり、 記憶力も減退してきます。 |
| ★ B 血管運動性鼻炎 |
| 鼻過敏症と呼ばれるものには、アレルゲンがはっきりしているアレルギー 性鼻炎ばかりではない。アレルゲンが明らかでなく、抗体値が低く、 それでも症状にはクシャミ、鼻水、鼻づまりがあり、自律神経の異常から くる血管運動性鼻炎と呼ばれるものがあります。 血管運動性鼻炎では自律神経の異常、特に副交感神経の緊張亢進と いわれています。それによって、血管の透過性の亢進から浮腫を生じ、 鼻づまりが起こり、鼻粘膜の腺を刺激して分泌亢進させ、水性鼻汁が 起きます。 イ、クシャミ、鼻水が少なく、鼻づまりがひどい症状を特徴とします。 ロ、鼻粘膜が赤く腫れ、鼻腔が狭まって、空気が通りにくくなっています。 二、その他のアレルギー症状はごくまれです。 ホ、原因は自律神経の失調によるとされています。 ヘ、小児、学童、生徒など若い人に多くみられます。 |
| ★ C 萎縮性鼻炎 |
| 慢性に経過した鼻炎が治まり、局所の熱と浮腫が取れ、逆に、組織の 栄養不良から鼻粘膜組織の萎縮を来たした状態です。鼻づまりや 重苦しい症状は取れますが、今度は鼻が乾き、スウスウして寒さ などの刺激に過敏となり、いつもマスクをしていないとならないよう になります。 |
| ★ D 鼻茸 |
| 鼻腔の粘膜内の局所に分泌物が溜まり、それが鼻腔の中に飛び出し、 茸の様な状態になって鼻腔を塞ぐものです。できた側の空気の通りが 悪くなり、すっかり塞がってしまうこともあります。 手術の適応症ですが、再発したり、うまくいかないこともあるようです。 |
| ★ E 後鼻漏 |
| 後鼻漏の分類 1、水様のサラサラした分泌物が流れる。 2、水様より少し濃い、白く濁ったドロドロのものが下り、痰の状態で吐き出す ことができる。 3、もう少し濃いものが、口、のどにへばりつき、吐こうとしても吐けず、 飲もうとしても飲めず、非常に不快感のあるもの。 原因 その原因はというと、”胃腸の働きが悪い”ということです。(先天性もあり、 後天性もある)(胃腸虚弱という自覚が無いことも多い) 胃腸は本来、食物を消化吸収する器官と考えられていますが、それだけでは ありません。この胃腸の働きが十分でなかったりすると、体内に水分が 溜まるようになります。 体が重い、むくむ、関節痛、鼻水が出る、痰が出る、・・・喘息、アレルギー・・・ 鼻炎は上半身の水毒症状といわれています。 本来、この溜まった水分は小便として排泄されますが、そこで出し切れな かったものが、体の中に溜まってきます。 ついに、どこからか出さなければならなくなります。 汗かき、皮膚炎・湿疹、鼻水、痰、涙・・・・ どこから・・・・その人の弱いところから排出されます。 これが病名では、副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎、後鼻漏、喘息、湿疹、・・ です。 正常な人では、鼻、口、喉から、1日1,5Lの分泌液が 排泄されています。 しかしこれ程多くの液体が咽喉を通って、胃に降りていきますが、 ほとんど、その自覚はないと思います。 これは、水と同じ様に、粘性のないサラサラの液体だからです。 所が、この液体が何らかの原因で、煮詰まったり、 何か粘性のあるものが混じったりすると、さあ大変です。 どろどろ、ねばねば、周囲の粘膜にへばりついたり、 溜まったり・・・ こうなると、不快感この上もありません。 これが、後鼻漏という病名で呼ばれる咽喉の症状です。 治療 要するに、水が溢れないようにすれば良い訳です。 無理して、苦しい思いをして、鼻等から出さなくても良い訳です。 胃腸の働きを正常にすればよいのです。 と一口に言えますが、これがなかなか大変です。 長期服用の覚悟が必要です。(病歴や胃腸の強弱にもよりますが) では下の『鼻水・副鼻腔炎・後鼻漏の漢方薬』をご覧ください。 |
| ★ F においが感じない(嗅覚障害) 臭覚障害にはいくつかの種類があります。 「嗅覚脱失」;においが全く分からない。 「異嗅症」;本来と異なるにおいを感じる。 においは、においの元となる分子が鼻粘膜の「におい受容体」にくっつき、 その信号が脳に送られることによって「におい」を感じます。 におい受容体を持つ嗅神経は再生能力があります。 |
| よく、風邪を引いた後に、においを感じなくなったとか、何も原因を思い つかないのに、何時の間にかにおいを感じなくなっていた。 ということがあります。 においを感じないということは、生活上大きな障害、不便があります。 食事も美味しくなくなりますし、腐ったもののにおいも分かりませんので、 食中毒や、命の危険さえ生じます。 ガス漏れ、焦げ臭いにおい、 家が燃えているかも知れません。 鼻腔の上の方には、嗅粘膜と呼ばれるにおいのセンサーがあります。 ここのにおいの元である『におい分子』が着くと、電気信号に変えられて、 脳に信号がいきにおいとして感じられると言う訳です。 においが感じられなくなる原因として、 1、鼻腔がふさがり、におい分子が届かない。 2、においを感知するセンサーの働きが悪い。 3、においを認識する脳の中枢神経に異常がある。 この3つが考えられます。 風邪が長引いたり、元々蓄膿症などがある人が風邪を引くと、分泌物で センサーが塞がれたり、センサー周辺が炎症を起こしたりして、働きが鈍く なります。 このような場合には、風邪を治したり、或いは点鼻薬等で比較的短期間に 回復します。 風邪が治ったのに、においが感じない時や、何でもないのににおいが感じ ない時は、センサーか、中枢神経に異常があると考えられます。 何らかの原因で、においが感じなくなった。その後、「においがした」と 喜んでいると、本来のにおいではなく別のにおいがすることがあります。 「異嗅症」です。完全ににおいが回復したのではなく、嗅覚回復の途中かも しれません。 あまり治りが悪い時は、専門医の受診をお勧めいたします。 風邪の後ににおいが感じられなくなったとか、いろいろ耳鼻科での治療 してみたが、どうも前のようでないという時には、漢方薬の服用も考えて みたら如何でしょうか。 意外と、いいかも!! |
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