『眠れないあなたのために』
★ 『不眠』のパターン
 国民の4,5人に1人は不眠などの睡眠障害で悩んでいるといわれます。
特に働く人たちの睡眠障害は深刻で、産業事故につながるなど損害も
大きいのです。
睡眠不足による居眠りで、車や機械の事故、デスクワークでも能率低下
、さらには、遅刻、欠勤など社会的損失も大きいと言われています。
1、 寝付きが悪い。・・・ベットに入って何時までたっても眠れない。
2、 夜中に何度も目が覚める。ぐっすり眠った感じがしない。
3、 朝早く目が覚めて、その後眠れない。

眠れないパターンは様々です。体質、年齢、ストレス、生活環境・・・・
眠れないからといって、すぐ睡眠薬!!・・・これは禁物です。
初めはおっかなびっくりのんでみます。でもその内、薬がないと
不安になってきます。段々薬が効かなくなってきます。
さらに強い物を求めるようになります。

(1)が一番多いタイプで、なかなか眠れないのですが、いったん
   眠ってしますと朝までぐっすり眠れてさっぱりします。
   ストレスと習慣が原因です。
(2)は年齢が高くなるに従って、なり易くなり、又、神経質で
   虚弱体質の人が多いようです。
(3)これもお年寄りに多いパターンで、早く布団に入るせいもある
   でしょうが、朝暗いうちから起き出して何やら始めるタイプです。 

でも、いずれにしても、不眠を解消する方法を考えていかなければ
なりません。
不眠改善法は、不眠のタイプによって多少違ってきます。
★ 『不眠』の原因
不眠にはさまざまなタイプがありますが、その多くにの原因は<ストレス>です。
仕事、職場、家庭、・・・・等、今あなたを悩ませているそのストレスをすぐ解決できますか?
出来ませんネ。すぐに解消できない場合、心と身体はどんどんダメージを受け不眠になります。

★ 不眠解消法
   1日、2日眠れないことは誰でもあります。でもその後はきっと眠れます
   から、何の心配も要りません。
   睡眠時間8時間という事に拘らない。余り睡眠時間に拘るとそれが
   睡眠障害にはいっていくきっかけになります。
   毎朝決まった時刻に目覚め、しっかり日光に当る。(体内時計の
   リセット)眠ろうとして、寝酒を飲むことは、眠りの質を低下させるので、
   飲まないほうが良い。

1、睡眠時間
  1日に睡眠時間は人によって様々です。何時間と決まっている訳では
  ありません。
  何時間眠った場合でも、翌日スッキリ、気分よく目覚め、昼に眠くなる
  ことがなければ十分眠っていることになります。
  でも、大体7〜8時間というのが平均的な眠りといわれています。
  布団に入り、枕に頭を付けたら、何も考えず、すぐ眠って、朝、ぱっと
  目覚めて、スッキリさわやか、これが健康な眠りです。
  でも、日本人の平均睡眠時間は、この40年間で50分短縮し、
  7時間23分になったそうです。国民の半数が、「軽い時差ぼけ状態」
  という不眠大国日本です。
2、眠りのリズムを形作る。
  現代生活は眠りを妨げる要素が沢山あります。テレビは深夜、朝まで
  面白い番組をやっているし、コンビニもあるし、スナック、居酒屋もある、
  日本国中、不夜城のような誘惑タップリな社会です。
  このような社会では、ついつい誘惑に負けて、生活が乱れ、不眠を招く
  元になることもあるでしょう。
  私たちの身体は、長い進化の歴史から、生命を維持する為に、
  生体リズムが組み込まれており、このリズムを維持するように脳の中に
  ある視床下部という所がその役目を果たしています。
  生体リズムは、人間が生きていく為に必要なあらゆる働きをコントロール
  しています。
  体温、各種ホルモン、血圧、血流、胃腸の働き・・・眠りや目覚めもこの
  生体リズムに左右されています。ですから、あまり無茶をして、このリズム
  を壊してしまうと眠りだけではなく、健康までも壊してしまいます。
3、睡眠環境を整備する。
  
  

   
★ 睡眠は健康長寿に大きな役割を果たします。
身体は眠っている間も、色々な重要な働きをしています。
皮膚の細胞分裂が活発になり、再生が行われます。夜更かしや、寝不足した
朝は、途端に、皮膚がざらつき、吹き出物が出たり、化粧のりが悪かったり、
経験済みと思います。
成長ホルモンも多く分泌されます。これは若さと健康を保つ為の大切なのが
モルモンです。

その他、いろいろなホルモンが、睡眠時間によって分泌が左右され、睡眠不足は、
血圧や血糖値を上昇させるということです。
不眠に悩む高齢者は、3人に1人といわれ、布団の中にいる時間は長くても、
途中で目覚めたり、一度目覚めるとなかなか寝付けないという人が多いようです。
「光子(こうし)」療法;日中、目に入る光の量を意識的に増やすことによって、睡眠薬が
いらなくなるお年寄りが多い。(秋田大学精神科助教授:三島和夫氏の研究発表。)
午前中の太陽の光には、ホルモン分泌や体温などの体内リズムを整える働きが
あります。
午後の太陽の光を適度に浴びると、メラトニンというホルモンが増え、深い眠りが
促されます。
メラトニンには、その他細胞の老化やガン化を防ぐ抗酸化作用があります。
日中には、散歩など外出を楽しみ、夜はぐっすり眠る、という生活リズムは安眠と
健康を維持するために必要です。
★体内時計(自律神経(交感神経と副交感神経)の仕組み)
東洋医学では、昼間を「陽の時間」夜間を「陰の時間」といいます。
昼間は体の機能をフル活用し、活動を行います。この時、活躍しているのが交感神経です。
交感神経は、運動、思考、等活動的な面を持っています。<働け働け>という神経です。

夜間は体の機能を休め、昼間に消耗した栄養を蓄える為睡眠を行います。
この時働くのが副交感神経で、<休め休め>という神経です。

不眠症の状態はこの自律神経のバランスが乱れてしまっていると考えられます。
我々の体の中にも<体内時計>といって、陰陽のバランスを取る仕組みが備わっています。
例えば、交感神経の興奮がなかなか鎮まらない人は眠りに入ることが出来ません。
又、副交感神経の興奮が弱いと深い睡眠が得られなくなってしまいます。

「心」のダメージによる不眠症は適切なお薬で治療していただくことが必要です。
ストレスが何処を経由して心にダメージを与えているかを正確に見極め、それに合った薬を使用することで、
「心」のダメージを食い止め回復させることが出来ます。
★睡眠時無呼吸症
今大きな問題となっているのが睡眠時無呼吸症候群です。睡眠時無呼吸症候群は、SAS(サス)と呼ばれています。
体重オーバー、特に首の周りに肉がついている人に多く、睡眠中に何度も息が止まってはまた息を吹き返す状態(無呼吸状態)が繰り返されます。
代表的な閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)の症状は以下の通りです。
  • 大きないびきをかく
  • 夜間睡眠中に何回も目が覚める
  • 昼間に眠気が強くなる
  • 朝頭痛がする
  • 朝、喉が渇く
  • 朝起きにくい
  • ものごとに集中できない
睡眠時無呼吸症候群(SAS)によって、肥満、糖尿病、高血圧、心臓病、脳卒中などの生活習慣病になる可能性が高くなります。さらには、不眠の為に、昼の眠気で勉強、仕事の能率が悪くなるほか、労災や交通事故などを起こす可能性も高まります。
★どうして睡眠時無呼吸症になるのでしょう?
  眠るっているとき、舌の筋肉が緩み重力の影響で、のどの奥に落ち込んで、氣道がふさがれ、空気   が通らなくなり、呼吸が止まる=無呼吸になります。
  息が止まらないまでも、気道が狭くなっているのに無理にでも呼吸をしますので、周りの粘膜組織を   振動させて大きなイビキになります。

★どんな人がなりやすいのでしょう?
  太った人。太ると首周りだけでなく、舌まで大きく太るので、のどの奥の空気の通り道も狭くなります。
  もともと扁桃腺が大きい人。
  あごが後に引っ込んでいる人。あごが小さい人
  




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