| 『リュウマチ』とは? |
| ★ 『慢性関節リュウマチ』 正式病名 |
| 慢性関節リュウマチは適切な治療をしないと関節炎だけではなく、 関節破壊が進行し、寝たきりになることが心配される病気です。 全身の結合組織に特有は病変を起こしてくる疾患を膠原病と云い、 自己免疫疾患 の一つと考えられています。 その中で、複数の関節が炎症を起こして痛む関節炎を『慢性関節リュウマチ』 と呼んでいます。 慢性関節リュウマチは、多発性の関節炎を主徴とする慢性の炎症疾患です。 経過中、関節以外の臓器にも病変が見られますので、全身性疾患ともいえます。 わが国の患者数は約30万人と推定され、性別では3対1で女性に多く、 好発年齢は30〜50才代です。 |
| ★ 原因 |
| 原因は不明ですが、その発症には、 @体質・素因 A免疫学的要因 B環境因子 この3つが重要視されています。 Aの免疫学的には、この病気に高頻度に見られるリュウマチ因子が 免疫グロブリンGに対する自己抗体と考えられている為に、自己免疫 疾患が有力視されています。 リュウマチ因子は関節の中でも産生され、免疫グロブリンGと結合した 抗原抗体結合物が関節炎を引き起こし、関節の破壊が生じると 言われています。 Bの環境因子では、寒冷、湿気、ストレス、ウイルス感染などがあげられ ます。 |
| ★ 症状・診断・治療 |
| 最初に気付くのは、朝目覚めた時の関節のこわばりです。 同時に関節の腫れと痛みを認めますが、多くは左右対称性で、 よくおかされる関節は、手指、手、足指、足、ひじ、膝、肩などです。 炎症を起こしている関節には腫れだけでなく、発熱、発赤、圧痛も認められます。 病気が進行すると手や手指の関節は変形してきます。さらに、 関節の亜脱臼や可動制限も認められ、最後には硬直し、動かせなくなります。 全身症状としては、脱力感、倦怠感、微熱などを伴い、体力の衰えも見られます。 診断は局所症状、全身症状と共に、リュウマチの抗体検査をし、 リュウマトイド因子が陽性の場合、慢性関節リュウマチと診断されます。 薬は? 関節リュウマチの治療に使われる薬は大きく3つに分類されます。 1)、非ステロイド系抗炎症薬(痛み止め)(免疫抑制剤) 2)、副腎皮質ホルモン剤(消炎作用が強く、良く効くが、長期使用は副作用注意) ここで注意は、折角免疫力で治そうとしているのにその力を抑制してしまいます。 でも、症状は落ち着いて楽になるために、益々ステロイド剤に頼ることになります。 そうすると、交感神経の緊張によって、血圧が上がってきます。 高血圧で、脈が早くなるために不安感が出てきます。抗不安剤が使われます。 この薬は糖代謝を促進するので高血糖を起こします。糖尿病の薬が必要になります。 いろいろ厄介な副作用、病気が新しく発生します。十分注意が必要です。 3)、抗リュウマチ薬。 1つは)、飲み薬(メトトレキサート;リュウマチの原因である免疫異常を調節 ・抑制して関節炎を改善) もう1つ)、生物学的製剤。これは最近使われるようになった注射薬で、 注目されています。 これらの薬を上手に使って「寛解」という状態を維持することです。 寛解とは、「関節が痛くなくて、炎症反応が正常な状態」を言います。 正常な日常生活が出来る状態です。これを「寛解」といっています。 漢方薬は? この「寛解」という状態を維持するのに最適な薬が漢方薬です。 その時期時期に合わせて最適な薬を選んで使い、 比較的正常な生活が送れるようにします。 |
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