| 『糖尿病の予防と症状緩和』 |
| ★ 『糖尿病』 |
| 最近では、40歳以上の10人に1人が患者といわれ、国民病の一つに考えられる『糖尿病』。 日本では現在、約890万人の糖尿病患者が居り、その後ろには同数以上の1300万人の予備軍が控えているといわれます。成人の5,4人に1人の割合になります。そして、2010年には糖尿病患者が1080万人に増えると予想されています。(2007年国民栄養調査) 『糖尿病』は自覚症状があまり無い為に、生活習慣病の中でも、ガンや心臓病などに比べて、軽視されがちですが、放って置くと確実に悪化して失明や腎炎、高血圧、下肢の壊死等の合併症を起こして死亡する恐ろしい病気です。 その原因は、主に、生活習慣の欧米化といわれています。 糖尿病が怖いのは、気付かないうちに他の病気を引き起こすことです。 足が壊疽を起こして、切断しなければならなくなったり、網膜の血管から出血して、視力が失われたり、 脳梗塞や心不全、不整脈等を起こしたり。数え上げれば切が無いほど色々な病気の引き金になったり、 合併症を起こしたりします。 |
| ★ 『糖尿病』とは |
| すい臓から分泌されるホルモンの一種で、血液中のブドウ糖(生命活動の元になる栄養源)を筋肉や各臓器の細胞に送り込む働きをする『インスリン』の分泌或いは働きが何らかの原因で不足するために、血液中の糖の量、すなわち血糖値が高くなってしまい、結果、各細胞の生命活動ができなくなる病気です。 |
| ★ 『糖尿病』には二つのタイプ |
| 1、【成人型糖尿病】⇒40歳以降の肥満した人に多い。 2、【若年性糖尿病】⇒20歳前の正常か瘠せた人に多い。(糖尿病患者の約5%) |
| ★ 『糖尿病』の原因 |
| ★肥満・大食からの内臓脂肪の蓄積 ★細菌感染(細菌やウイルスによる感染症をきっかけとして糖尿病が起きることがあります。) ★妊娠(妊娠中にはインスリンの必要量が増すので、妊娠・出産を繰り返すごとに、糖尿病の発症する危険性も大きくなるといわれます。) ★ストレス(最近では、何か大きなストレスを受けた後に発症する例が多いといわれます。) ★薬剤(普通なら、必要に応じてインスリンの分泌が増える訳ですが、糖尿病の素質を持つ人の場合、十分な量を分泌出来なくなった時発症します。) |
| ★ 『糖尿病』の症状 |
| 1、初期症状 ★咽喉が渇く ★排尿回数が増える ★食欲旺盛 ★体がだるい ★瘠せる ★わきの下、足等皮膚の痒み 2、第2症状 ★網膜(視力低下⇒失明) ★腎臓病(蛋白尿⇒高血圧・むくみ・腎不全) ★末梢神経障害(しびれ・麻痺・痛み⇒足の壊疽⇒足の切断) ★自律神経失調症(厳秘・めまい・異常発汗・インポテンツ) ★動脈硬化(心筋梗塞、脳卒中の危険性増大) ★白内障の発症 ★感染症に罹り易くなる ★血液の酸性化(意識障害) ★日本では、年間約4000人の人が糖尿病で視力を失っています。 ★日本では、年間1、1万人〜1、3万人が糖尿病による腎症で透析を 開始しています。 |
| ★『糖尿病』の治療 |
| ★ 医師の診断と治療 1、薬物療法(内服薬、インスリン注射) 2、食餌療法(適正カロリー摂取の維持) 1日の理想カロリーは(標準体重[身長(m)の2乗*22])*(25〜30) で計算されます。 身長170cmの人の理想カロリーは約1600〜1900Kカロリーです。 3、運動療法(運動量が適度で、毎日できる方法[早足歩行など]) ★ 一般養生 糖尿病の治療は非常に長く続く為、患者本人の自覚と実行が欠かせません。 はじめは一生懸命実行に励んだ人でも、長い間にはついつい怠けがちになります。 その証拠に、糖尿病の患者は少しも減っていないし、逆に増えるばかりです。 |
| ★『糖尿病』の一般的養生法 |
| 糖尿病の長い闘病生活を早く切り上げて、健康になる為には、良い意味での 生活習慣化が必要です。 |
| ★「糖尿病」の日常管理 |
| 1.血糖値コントロール状態の指標と評価 優 良 可 不可 HbA1c値(%) 5.8未満 5.8〜6.4 6.5〜7.9 8.0以上 空腹時血糖値 100未満 100〜119 120〜139 140以上 食後2h血糖値 120未満 120〜169 170〜199 200以上 ※参考:「糖尿病治療ガイド2002〜2003」(日本糖尿病学界編) 2.体重;食事療法が適切かどうかの目安です。目標体重を定め、それに近づけて、 それを維持するように努めましょう。 3.運動;毎食後30分頃から。1単位・80Kcal応答の運動をしましょう。 4.血圧の管理;糖尿病の一番恐ろしいのは、血管及び主要臓器の合併症です。 血圧は出来るだけ低めにコントロールしておく必要があります。 |
| ● それでも色々な合併症が発生し、糖尿の生活の質を悪くしています。 糖尿病の進行を食いとめることは、西洋医学的には少なからず困難であると されています。中でも、血糖値の日内変動をなるべく正常に近づけるように 努力されているようですが、なかなか思うように行かず、合併症まで進んで いく人が多いようです。 |
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